家でも外でもネットに接続できて、通信速度も比較的優秀なWiMAX。
メインのネット回線としてや、仕事用のネット回線として、一人暮らしwimaxとして、加入を検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、WiMAXに加入する上でネックになるのが契約期間による縛りです。
2年や3年といった単位での利用を約束する契約を結ぶ必要があり、契約期間中の解約には違約金が発生してしまいます。
解約のタイミングが選べないというのは、使い勝手が悪くなってしまいますよね。
そこで今回はWiMAXを縛りなしで使う方法について解説していきます。
違約金を支払わずに自由なタイミングで解約できるWiMAXはどれなのか詳しくみていきましょう。
1.契約期間の縛りなしでWiMAXを使う方法

契約期間の縛りなしでWiMAXを使う方法としては以下の4つが挙げられます。
- ①縛りなしで期間条件なしで使用出来るwimax
- ②UQ WiMAXの自動更新なしプランを利用する
- ③縛りなしWiFiのWiMAXプランを利用する
- ④レンタルWiFiでWiMAXを利用する
2年または3年といった契約期間が設けられているイメージの強いWiMAXではありますが、上記のような方法であれば契約期間の縛りがない状態でWiMAXを利用することができます。
では、それぞれの方法について詳しくみていきましょう。
①縛りなしで期間条件なしで使用出来るwimax
まず最初に挙げられるのが縛りなしで期間条件のないWiMAXを使用するという方法です。
WiMAXには基本的に契約期間が設けられた状態で加入するタイプのサービスがほとんどですが、中には契約期間が設けられていないWiMAXもあります。
契約期間がない分料金的には少し割高になってしまいますが、その分どのタイミングで解約しても違約金が発生しないので、使い勝手が良くなります。
解約のタイミングで悩みたくない人や短期間の利用を想定してWiMAXに加入する方などは、縛りなしで期間条件なしで使用できるWiMAXを選んでみてください。
②UQ WiMAXの自動更新なしプランを利用する
次に、挙げられるのがUQ WiMAXの自動更新なしプランを利用するという方法です。
UQ WiMAXの基本プランでは、2年間の契約期間が設けられており、2年自動更新なしのプランを選ぶことで縛りなしで利用することができます。
その分、月額料金は自動更新あり→月額4,818円、自動更新なし→月額5,005円と少し高くなりますが、たったこれだけの費用で縛りがなくなるのであれば使い勝手はかなりいいと言えるかもしれません。
ただし、UQ WiMAXの基本プランでは2年の契約期間の縛りがあるものの、違約金はたったの1,100円に設定されているため、自動更新ありのプランでもそこまで問題はないと言えるでしょう。
③縛りなしWiFiのWiMAXプランを利用する
縛りなしWiFiは、契約期間の縛りを設けずにポケット型WiFiが利用できるというサービスです。
WiMAX端末が使えるプランも用意されており、契約期間の縛りなくWiMAXを使うことができるようになっています。
月額料金は4,730円となっており、月間データ容量は100GBとなっています。
料金的には少し割高でデータ容量も無制限ではない点はデメリットがありますが、縛りがない分解約のタイミングを考慮する必要がありません。
④レンタルWiFiでWiMAXを利用する
レンタルWiFiでWiMAXを利用するという方法もあります。
WiMAXをレンタルする形であれば、あらかじめ利用期間を定めた上で使う形になるので、短期間の契約も可能になります。
1週間や1ヶ月といった短い期間の利用でも使った分だけの料金を支払う形になるため、余計の費用を払うことなくWiMAXを利用することができるでしょう。
一時的にネット回線が必要な場合や、利用期間が決まっている場合などに便利な存在です。
2.UQ WiMAXの自動更新なしプランを解説

UQ WiMAXの自動更新なしプランのサービス内容 | |
---|---|
月額料金 | 5,005円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | 21,780円 |
速度制限 | 3日で15GB |
対応端末 | Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
データ容量 | 無制限 |
契約期間 | ー |
違約金 | ー |
UQ WiMAXの自動更新なしプランを利用すれば、契約期間の縛りなくWiMAXを利用することができます。
自動更新がない分、若干通常よりも月額料金は上がってしまいますが、大きな差とは言えないのでそこまで問題にはならないでしょう。
また、UQ WIMAXは5G通信に対応したサービスでもあるため、より快適にネット回線を利用することができます。
5G対応端末も選べますし、速度制限の基準も3日で10GBから3日で15GBに緩和されているので、より少ないストレスで利用することできるでしょう。
月間で利用可能なデータ容量は無制限になっているので、家でも外でも動画やゲームなどが自由に楽しむことができます。
5G-CONNECTの口コミと比較してみてくださいね。
UQ WiMAXのおすすめポイント
- ①速度制限が3日で15GBと緩和されている
- ②月間データ容量が無制限で使える
- ③契約期間の縛りなく使える
UQ WiMAXはこちら
3.縛りなしWiFiのWiMAXプランを解説

縛りなしWiFiのWiMAXプランのサービス内容 | |
---|---|
月額料金 | 4,730円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | 無料 |
速度制限 | 3日で10GB |
対応端末 | W04 W05 W06 WX05 |
データ容量 | 100GB |
契約期間 | ー |
違約金 | ー |
は、契約期間の縛りや違約金の設定なしに利用できるWiMAXプランを用意しています。
WiMAXの4G対応端末を豊富に揃えており、月額料金も4,730円と契約期間の縛りがない中ではかなりお得な設定になっています。
また、利用する端末はレンタルという形をとっているため、加入の際の端末代を支払う必要がありません。
UQ WIMAXだと端末の購入に約20,000円かかっていたことを考えると、端末代無料でWiMAXが使えるのは非常にお得ですよね。
ただし、月間で利用できるデータ容量が100GBまでとなっており、無制限ではないという点に注意が必要です。
また、4G対応プランでもあるため速度制限の基準が3日で10GBとなっている点もチェックしておいてください。
縛りなしWiFiのWiMAXプランのおすすめポイント
- ①契約期間の縛りなく利用できる
- ②4G対応端末が豊富にラインナップされている
- ③端末代が無料で使える
4.BIGLOBE WiMAXでも1年契約+違約金1,100円でお得
BIGLOBE WiMAXのサービス内容 | |
---|---|
月額料金 | 4,378円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | 21,912円 |
速度制限 | 3日で15GB |
対応端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
データ容量 | 無制限 |
契約期間 | 1年 |
違約金 | 1,100円 |
BIGLOBE WiMAXは、1年という契約期間を設けるWiMAXなのですが違約金の設定が1,100円と非常に安いのが特徴です。
最低利用期間がたったの1年になっており、それ以降の解約では違約金がかかりません。契約期間中の解約であっても違約金は1,100円なので大きな負担にならないのが魅力と言えるでしょう。
契約期間の縛りがないWiMAXではありませんが、サービス内容を見た具合だと実質的に縛りがない状態に近い中で利用できるWiMAXとしては非常におすすめです。
5G対応端末も取り扱っていますし、月間利用データ容量は無制限、速度制限は3日15GBと整ったサービス内容も魅力です。
ただし、端末は購入が必要で、端末無料キャンペーンなどはなく、約20,000円の初期費用がかかる点には注意が必要です。
BIGLOBE WiMAXのおすすめポイント
- ①月額料金が安い
- ②1年契約で違約金はたったの1,100円
- ③ 5G対応端末が利用できる
5.違約金なしでWiMAXを解約する方法

契約期間を設けており、期間中の解約に違約金が発生するWiMAXであっても違約金なしで解約する方法があります。
主な方法としては以下の3つです。
- ①更新月のタイミングで解約する
- ②違約金を負担してくれるサービスに乗り換える
- ③キャッシュバックで違約金を相殺できるサービスに乗り換える
違約金の負担をせずにWiMAXを解約する方法になっているので、必ずチェックしておくようにしましょう。
①更新月のタイミングで解約する
WiMAXの契約期間には、契約満了前後のタイミングで違約金なしで解約できる「更新月」と呼ばれるものが設定されています。
更新月はサービスによっても異なるのですが、更新月のタイミングで解約すれば違約金を支払う必要がありません。
基本的には契約満了月やその翌月、翌々月といったタイミングが更新月に設定されていることが多いので、利用しているサービスごとの設定を確認しておくといいでしょう。
また、WiMAXに加入する際は、更新月のルールをあらかじめ把握しておいて、次の更新月がいつになるのかを確認しておくことが重要です。
2年や3年といった期間が経過すると更新月についてもつい忘れがちになってしまいますし、契約期間が自動更新されるタイプのプランだと、更新月の通知なども行われない可能性もあるので注意が必要です。
違約金を支払いたくない人は、更新月のタイミングを常に頭に入れておきましょう。
②違約金を負担してくれるサービスに乗り換える
違約金が発生するタイミングで解約をしたとしても、乗り換え先のサービスで違約金を負担してくれるキャンペーンを実施していれば問題はありません。
中には時に発生した違約金を満額還元してくれるキャンペーンを実施しているサービスが数多くあるため、そういったネット回線に乗り換えれば実質的に違約金の負担をなくすことができるでしょう。
WiMAXの中では「Broad WiMAX」がそういった内容のキャンペーンを実施しています。
BroadWimaxの口コミはこちら
解約のタイミングや乗り換えのタイミングは自分では選べないことも多く、都合よく更新月のタイミングで手続きができることもあまり多くはありません。
違約金が発生するタイミングで解約しなければならないことも想定して、乗り換え先には違約金を負担してくれるネット回線を選ぶといいでしょう。
③キャッシュバックで違約金を相殺できるサービスに乗り換える
乗り換え先で違約金を負担してくれるサービスが提供されていなくても、キャッシュバック特典などがあれば、それを使って違約金を相殺することもできます。
キャッシュバック特典を用意しているネット回線は豊富に存在するので、解約時に違約金が発生したとしても実質的な負担もなしに乗り換えることができるかもしれません。
違約金が発生するタイミングで解約するときには、乗り換え先でキャッシュバック特典が用意されていないかも確認しておく必要があるでしょう。
6.途中解約と違約金の違い

途中解約と違約金の違いについて解説していきます。途中解約とは、定められた契約期間に対して、期間中に解約をしてしまうことを指します。
例えば、3年間の利用を約束する契約を締結したのに対して、1年8ヶ月目で解約した場合には、契約期間途中での解約に該当します。
違約金は契約期間中の解約によって発生する「契約解除料」のことを指します。
サービス提供側としては、一定期間のまとまった契約を結ぶことでより安い料金を実現しています。
そのため、契約期間中に解約する場合には、通常料金から安くした分の差額を請求するといったイメージで契約解除料が請求されます。
両者については、契約期間中に解約することを「途中解約」、途中解約によって発生する契約解除料のことを「違約金」と覚えておいてください。