米国株の買い方。1株からokでアメリカ株を買う方法

米国株の買い方。1株からokでアメリカ株を買う方法

老後の資産形成を視野に入れて株式投資や投資信託を始めたという人も多いはずです。

その中で「アメリカの株を買ってみたくなった」という人もいるのではないでしょうか。

確かに、世界的な大企業も数多くあるアメリカの株は値上がりしそうなイメージがあるので、資産を増やすのに向いていそうですよね。

しかし、「米国株ってどうやって買えばいいの?」「今使っている証券会社から米国株って買えるの?」など疑問に思っている方もいるはずです。

そこで今回は米国株の買い方について詳しく解説していきます。

米国株の買い方から米国株の注意点についても詳しく見ていきましょう。

米国株の買い方を手順ごとに解説

まず最初に米国株の買い方について解説していきます。

細かい手順については証券会社によって異なるのですが、大まかな流れとしては以下のように共通しています。

  1. 米国株が購入できる証券会社の口座を開設する
  2. 米国株を購入するための資金を入金する(日本円→米ドルに両替)
  3. 購入する米国株を決める
  4. 購入する米国株を注文する

では、それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。

米国株が購入できる証券会社の口座を開設する

まず最初に米国株が購入できる証券会社の口座を解説していください。

主な米国株が購入できる証券会社は以下の通りです。

大手の証券会社であれば基本的に米国株に対応しているため、既に証券会社の口座を持っている方は、外国株式を購入すための設定を行います。

これまで日本の株式や投資信託しか購入してこなかった人は「外国株取引用」の口座が必要となります。

証券会社への申込については、オンラインで完結しますし、最短即日でおこうことができます。

米国株を購入するための資金を入金する(日本円→米ドルに両替)

次に米国株を購入するための資金を入金しなければなりません。

米国株はドル建てで購入することになるため、入金した日本円を米ドルに振り替える必要があります。

また、外国通貨の預金口座を所有している人であれば、外貨をそのまま入金することもできます。

日本円を米ドルに両替するため為替の影響を受けてしまいます。

円安や円高などの変化が自分の資産に影響を与えることになるので、日々の経済ニュースなどをチェックする習慣を身につけておきましょう。

購入する米国株を決める

米国株の取引画面を開いて、購入したい米国株を決めてみてください。

米国株は会社名やティッカーコードと呼ばれるアルファベット1~4文字で表示される銘柄コードで調べることもできます。

まだ購入する米国株を決めていないという人は、有名企業の銘柄を調べてみて、どれぐらいの株価なのか、値動きはどのような感じなのかを観察してみましょう。

購入する米国株を注文する

購入する銘柄が決まったら発注を行ってください。

発注方法には使用する通貨に応じて「円貨決済」または「外貨決済」の2つから選ぶことができます。

円貨決済の場合、自身が入金した円で米国株が購入できる一方で、米ドルへの両替を証券会社に任せる形になるため手数料(スプレッド)が発生します。

外貨決済の場合、自分で日本円から米ドルに両替した分で米国株を購入するため、証券会社に対して手数料を支払う必要がありません。

また、株式の購入には「成行」と「指値」の2つがあり、簡単に言えば「株価を指定して購入するかどうか」の違いがあります。

指値の場合、株価を指定して、指定した株価になったときに購入するという形になります。

成行注文だとその時点での株価で購入する形になるのですが、米国市場ではストップ高やストップ安がないため、思った以上に低い価格で購入するケースもあります。

一部の銘柄であればNISAの枠を利用して購入することもできます。

米国株の取引所は「ニューヨーク証券取引所」「ナスダック」の2つ

米国株と日本株の違いから特徴を探っていきましょう。

主な違いとしては以下の4点が挙げられます。

  • 米国株の購入単位は1株からOK
  • 米国株の配当に対するスタンスは日本とは異なる
  • 米国株の取引時間は現地時間9:30~16:00
  • 米国株の取引手数料は証券会社によって異なる

米国株と日本株の比較については以下を参考にしてください。

日本株 米国株
取引所 東京証券取引所

名古屋証券取引所

福岡証券取引所

札幌証券取引所

ニューヨーク証券取引所

ナスダック

購入単位 100株から 1株から
配当金 年1回~2回が中心 年4回が中心
取引時間 9:00~11:30

12:30~15:00

【夏時間】
22:30~翌5:00
【冬時間】
23:30~翌6:0
手数料 最低0円~ 最低0ドル~

米国株が取引できるのは「ニューヨーク証券取引所」と「ナスダック」の2つのみです。

では、そのほかの特徴についても詳しくみていきましょう。

米国株の購入単位は1株からOK

日本株は100株単位での購入が基本となっているのですが、米国株については1株単位での購入が可能になっています。

米国株は基本的に株価が高くなるに従って、株式を分割することによって株価の絶対値が高くなりすぎないようにしてきたため、多くの株が100ドル以下の低価格で購入することができます。

世界的な大企業の株式も1株であれば2〜3万円程度で購入できるので、株式投資初心者の方にとってもハードルは低いでしょう。

米国株に興味がある人で最初は少額投資から始めたいと思っている方は、アメリカの有名企業の株を少しずつ購入してみるというのがおすすめです。

米国株には配当利回りが高い銘柄も多くあるので、配当の高い銘柄を少しずつ購入して、分散投資でリスクを軽減しながら、配当で着実に利益を得ていくという方法もあります。

米国株の配当に対するスタンスは日本とは異なる

株式投資の目的として配当金によって利益を得ていきたいと考えている人も多いでしょう。

短期の取引による利益を得ていくよりも難易度が低いですし、株価の上下に影響されず毎年利益を得ていくことができるため、安定した資産形成が可能になります。

ただ、日本株と米国株とでは配当金に対するスタンスが異なるので、頭に入れておく必要があります。

日本株では基本的に配当は年1,2回が基本となっており、四半期決算のたびに配当が行われるわけではありません。

米国株では四半期決算に加えて配当も四半期に行う会社が多くあります。

アメリカでは企業に対する株主の力が強いため、利益を積極的に配当として還元する傾向が強くあり、このような形になっていることが多いです。

ただし、ベンチャー企業や成長企業などでは、配当金を還元するよりもその分のお金を投資に費やして成長を促し、株価を上げることに集中するケースもあります。

そのため、米国株の特徴としては「配当金の受け取り回数が多い」または「配当金がなく投資に積極的」の2パターンが多いと言えるでしょう。

米国株の取引時間は現地時間9:30~16:00

日本とアメリカでは時差があるので取引所が空いている時間帯に注意しなければなりません。

米国株の取引時間は現地時間の9:30~16:00からとなっており、日本時間では23:30~翌6:00となっています。

基本的にこの時間帯に取引を行う必要があるのですが、証券会社によっては取引時間外でも取引ができるケースもあります。

しかし、その場合、取引時間外の取引として手数料が発生する可能性があるので注意してください。

また、アメリカではサマータイム制が導入されており、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までは夏時間で営業しています。

  • 夏時間:22:30~翌5:00
  • 冬時間:23:30~翌6:00

米国株の取引時間を把握した上で、米国株の購入を行ってください。

米国株の取引手数料は証券会社によって異なる

米国株の取引を行う際には手数料が発生します。

手数料の金額や割合については証券会社によって設定が異なります。

頻繁に取引を行う予定の方は手数料ができるだけ安い証券会社を選ぶのがおすすめです。

また、円とドルを両替する際に発生する手数料やアメリカの取引所で発生する手数料など、さまざまな手数料が発生することもあるので、どれぐらいの取引コストがかかるのかを把握しておいてください。

米国株を買いたい人におすすめの証券会社

米国株を買いたい人におすすめの証券会社を紹介していきます。

今回ピックアップしたのは以下の5サービスです。

取引もスムーズですし、手数料も安いので非常におすすめです。

SBI証券は米国株の取扱数が多い

口座開設数 約800万口座
米国株式取扱銘柄数 約5000銘柄
手数料 約定代金の0.495%(税込)
最低手数料 0ドル
主な特徴 米国株の取扱銘柄が非常に多い

SBI証券は、国内のシェアNo1の人気の高い証券会社で、ネット証券として最低水準の手数料やTポイントの連携機能などが支持を得ています。

米国株についても5000銘柄以上を取り扱っているため、大企業から中小企業まで幅広い銘柄を購入することができます。

個別株式だけでなくh、米国ETFのラインナップも豊富に用意されているのが魅力です。

さらに、SBI証券では貸株サービスというものが用意されています。

自分が保有している米国株式をSBI証券に貸し出すことで自動的に金利が得られるというサービスで、貸し出し中も配当金が受け取れるため、金利と配当でダブルにお得です。

長期投資て配当金を中心に利益を得ていく場合には、貸し株サービスを利用して、さらなる利益を積み重ねてみるのもおすすめです。

また、証券会社の中でも低水準の手数料となっているので、コストもかからずおすすめです。

DMM株は米国株の取引手数料が無料

口座開設数 約11万口座
米国株式取扱銘柄数 約4300銘柄
手数料 無料
最低手数料 無料
主な特徴 米国株の取引手数料が無料でお得

DMM株は、株式会社DMM.comが提供しているネット証券サービスです。

DMM.comでは、株式取引だけでなく、FXやCFDなど幅広い投資サービスが利用できるのが特徴となっています。

手数料が業界最安水準で設定されているので、コストを気にする人にとってもおすすめですし、最短即日取引が可能なのでスピーディーな取引が可能です。

米国株式の取引手数料は一律〇円なのはとっても魅力的ですね。

米国株式の取引で発生するのは、為替手数料と配当金の為替手数料のみとなっているので、手数料のコストをできるだけ減らしたい人におすすめです。

取扱い銘柄数も4000以上となっているので、幅広い銘柄から購入するものを選ぶことができます。

マネックス証券は米国株の取引時間が長い

口座開設数 約200万口座
米国株式取扱銘柄数 約4300銘柄
手数料 約定代金の0.495%(税込)
最低手数料 0ドル
主な特徴 プレマーケットやアフターマーケットでも売買ができる

マネックス証券は、米国株の取扱い銘柄数が非常に多いことでも知られている証券会社です。

ただ銘柄数が多いだけでなく、ほかの証券会社では取り扱っていないような上場したての銘柄も取引が可能なことが多いです。

注文方法の多様さにも魅力があり、株価の上昇または下落の幅に合わせて、逆指値注文のトリガーになる価格をリアルタイムで自動修正できる「トレールストップ注文」など、ほかの証券会社にはない機能があります。

為替コストについては売却時に25銭がかかりますが、買付時にはかからないのが魅力です。

米国株取引に力を入れている証券会社でもありますし、解説コンテンツの豊富さやキャッシュバックキャンペーンなどお得なサービスが盛りだくさんとなっています。

楽天証券は米国株の取引で楽天ポイントが貯まる

口座開設数 約600万口座
米国株式取扱銘柄数 約4300銘柄
手数料 約定代金の0.495%(税込)
最低手数料 0円
主な特徴 楽天ポイントの還元がある

楽天証券は、楽天カードを使った決済に対応していたり、取引によって楽天ポイントが貯まったりするなど、関連サービスとの相乗効果がお得な証券会社です。

楽天カードを使って米国株を購入することもできますし、楽天証券での投資によって楽天ポイントが貯められるので、楽天経済圏を利用している方にとっては必須のサービスと言えるでしょう。

取扱い銘柄数は4000以上と十分に多いですし、ETFについては300本以上が揃っているので利便性ももうし古文ありません。

特定口座やNISA口座にも対応しているため、初めての米国株投資でも手間がかかりません。

取引手数料の一部がポイントバックされる仕組みになっているのも嬉しいですね。

PayPay証券は1000円単位で米国株が買える

口座開設数 約18万口座
米国株式取扱銘柄数 137銘柄
手数料 「基準価格」に0.5%〜0.7%を乗じた価格のスプレッドがかかります
最低手数料
主な特徴 1,000円単位で米国株が購入できる

PayPay証券は、以前One Tap BUYという名称だったサービスで、2021年からPayPay証券という名前に変更された証券会社です。

大きな特徴として挙げられるのが、米国株を24時間好きなタイミングで購入できるという点で、1株単位ではなく、1000円単位から投資することができます。

銘柄によって1株あたりの価格が異なるので、買いたいと思っても手がでないというケースも多いのですが、1000円単位であればこちら側で購入金額を指定できるので、投資金額をコントロールしやすいのが特徴です。

スマホアプリからわずか3タップ程度で米国株が購入できる利便性の高さも魅力と言えるでしょう。

こちらの証券会社では取引手数料ではなく、基準値から一定のスプレッド(手数料)を差し引く形になっています。

初心者で買いやすい米国株のおすすめ銘柄

初心者でも買いやすい米国株おすすめ銘柄を紹介していきます。

今回ピックアップしたのは以下の10銘柄です。

では、それぞれの銘柄について詳しくみていきましょう。

アルファベット(GOOG)はGoogleを運営する世界最大規模の企業

業種 インターネット サービス
従業員数(人) 186,779
時価総額(百万USD) 1,186,861.00
売上高(百万USD) 257,637.00
当期純利益(百万USD)
予想PER 19.36 倍
予想EPS 4.71
ROE 32.06 %
ROA 22.39
配当利回り 0.00 %
自己資本利率 69.84 %
株式取得の最低費用目安 約90ドル

アルファベットは、2015年にGoogle.Incやそのグループ会社の持ち株会社として設立された企業で、世界最大の検索エンジンGoogleを運営していることでも知られています。

収入源は広告収入が中心となっており、参加には動画投稿サービスのYoutubeなど今もなお成長を続けている企業でもあります。

今後も世界最大のIT企業としての地位は揺るがないと考えられますし、将来的な投資にも積極的なので今後の成長にも期待ができるでしょう。

株価は100ドル以下程度になっているので、1株あたり15,000円で購入が可能になっています。

15,000円程度で世界最大のインターネット企業に投資ができるというのは、これぞ米国株の醍醐味と言えますね。

初めての米国株でもGoogleほどの有名企業であれば安心して投資ができます。

ペイパル(PYPL)ば電子決済大手の企業

業種 インターネット サービス
従業員数(人) 30,900
時価総額(百万USD) 91,407.42
売上高(百万USD) 25,371.00
当期純利益(百万USD)
予想PER
予想EPS 2.10
ROE 19.97 %
ROA 5.70
配当利回り 0.00 %
自己資本利率
株式取得の最低費用目安 約80ドル

ペイパルは、電子決済の大手企業で海外での通販などで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

海外通販やさまざまな通貨取引でペイパル経由の支払いを行うケースも多く、決済のスムーズさや国際的な対応幅の広さなどが魅力となっています。

日本よりも北米やヨーロッパでの普及率が高くシェアも大きい企業となっています。

最近では暗号資産などが台頭した影響もあり、若干成長が鈍化している部分があるのですが、今後も国際的な決済サービスの需要はあると考えられるため成長の余地はあります。

株価が下落傾向の中ではありますが、下落のタイミングで購入して上昇のチャンスを掴むというのもおすすめです。

目安となる1株あたりの費用としては1万円程度と手頃です。

アップル(AAPL)は誰もが知る世界的IT企業

業種 電話 & 携帯端末
従業員数(人) 164,000
時価総額(百万USD) 2,152,775.00
売上高(百万USD) 394,328.00
当期純利益(百万USD) 99,803.00
予想PER 22.03 倍
予想EPS 6.17
ROE 175.45 %
ROA 28.36
配当利回り
自己資本利率 16.16 %
株式取得の最低費用目安 約140ドル

アップルは、MacやiPhone,iPadといった世界的に人気のデバイスを販売しているIT企業です。

デバイスだけでなくiOSやiCloud、ApplePayといったさまざまなサービスも展開しており、ブランド力の高さに加えて、収益性の高さにも魅力がある銘柄です。

圧倒的な地位を確立しているブランドでもありますし、着実に進化を遂げながら新しいサービスをリリースしているので、今後の成長も期待できるでしょう。

普段からアップル製品を使っている人にとっては特におすすめの銘柄ですし、アップルユーザーでかつAppleの株主になるということも可能です。

1株あたりも150ドル程度とそこまで高くないので、初めての投資にもおすすめですし、投資をするハードルも低くなっています。

VISA(V)はクレジット決済ブランドでシェアNo1

業種 インターネット サービス
従業員数(人) 26,500
時価総額(百万USD) 459,756.30
売上高(百万USD)
当期純利益(百万USD) 14,630.00
予想PER 27.06 倍
予想EPS 8.23
ROE 43.17 %
ROA 17.76
配当利回り 0.78 %
自己資本利率 43.45 %
株式取得の最低費用目安 約220ドル

VISAは、クレジットカードでお馴染みの世界的な国際ブランドで、クレジット決済では世界No1のシェアを獲得している企業です。

VISAカードを持っている方も多いと思いますし、日常生活に根付いたサービスなので馴染みがある人も多いでしょう。

今は現金よりもキャッシュレス決済が普及しており、クレジットカードはキャッシュレス決済の中心にあるサービスでもあるため、今後もさらに成長すると考えられます。

さらには人口増加を続ける途上国へのキャッシュレスシェアを伸ばしていくことで、利用者や売上の増加も期待できるでしょう。

決済サービスはインフラ的な要素もある企業でもあるので、手堅く安定した成果を期待したい人におすすめの銘柄と言えます。

アマゾン(AMZN)はECサイト最大手企業

業種 百貨店
従業員数(人) 1,544,000
時価総額(百万USD) 979,868.90
売上高(百万USD) 469,822.00
当期純利益(百万USD)
予想PER
予想EPS -0.10
ROE 28.80 %
ROA 8.99
配当利回り 0.00 %
自己資本利率 31.23 %
株式取得の最低費用目安 約100ドル

アマゾンは、世界最大のECサイトを運営する企業です。

日常的にAmazonを使っている人も多いでしょうし、そのほかにもAmazonプライムによる売上も着時に成長している企業となっています。

コロナ禍で外出が思うようにできない中で、ネット通販はまだまだ伸び代がありますし、Amazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスも成長が期待できます。

将来的にはネット通販がスタンダードになる可能性もあるので、今後もシェアを伸ばしながら売り上げ増加が見込めるでしょう。

1株あたりの費用も100ドル程度とお手頃なので、初めての米国株投資で大手の有名企業に投資をしたいと思っている方におすすめです。

テスラ(TSLA)はイーロン・マスクでお馴染みの電気自動車メーカー

業種 自動車 & トラック製造
従業員数(人) 99,290
時価総額(百万USD) 415,212.90
売上高(百万USD)
当期純利益(百万USD) 5,524.00
予想PER
予想EPS 3.54
ROE 21.07 %
ROA 9.87
配当利回り 0.00 %
自己資本利率 45.86 %
株式取得の最低費用目安 約130ドル

テスラは、イーロンマスクがCEOを務めている電気自動車メーカーです。

急成長を遂げており、世界的な大企業と片を並べるまでに至った成長性の高さが魅力であり、最近ではツイッター社の取締役になることが話題を集めました。

そのほかにもさまざまな事業を展開しているテクノロジー企業でもあり、今後もさまざまイベントを仕掛けていくことが予想されます。

イーロンマスクもTwitterなどを通じて積極的に発信を行っており、それによって株価に影響を与えるドキドキ感もあるでしょう。

今後も成長が期待できる企業でもあるので、先進的な製品やサービスが好きだという方におすすめの銘柄となっています。

ネットフリックス(NFLX)は着実に成長を続けるVODのトップ企業

業種 インターネット サービス
従業員数(人) 11,300
時価総額(百万USD) 145,174.60
売上高(百万USD) 29,697.84
当期純利益(百万USD) 4,861.46
予想PER 31.49 倍
予想EPS 10.35
ROE 36.12 %
ROA 11.59
配当利回り 0.00 %
自己資本利率 32.09 %
株式取得の最低費用目安 約330ドル

Netflixは、動画配信サービスを主力事業に運営している企業で、着実に業績を拡大しながらシェアを伸ばし続ける企業です。

独自コンテンツの配信に注力しており、多額の制作費を投じたクオリティの高い作品は数々の賞を受賞するなど結果も出しており、それが売上の拡大につながっています。

Netflixは国内でも人気の動画配信サービスですし、普段から利用しているという人も多いでしょう。

株価は350ドル程度と少し高いのですが、1株単位での購入が可能なので手軽な投資ができるようになっています。

コロナによる家で過ごす時間の増加や配信コンテンツに対する需要の増加などを考慮すると、まだまだ成長の余地がある企業と言えるでしょう。

メタ・プラットフォームズ(MVRS)はfacebookやInstagramなどを取扱う

業種 インターネット サービス
従業員数(人) 87,314
時価総額(百万USD) 354,940.60
売上高(百万USD) 117,929.00
当期純利益(百万USD) 39,370.00
予想PER 14.88 倍
予想EPS 9.09
ROE 31.10 %
ROA 24.20
配当利回り 0.00 %
自己資本利率 77.82 %
株式取得の最低費用目安 約130ドル

メタ・プラットフォームズは、FacebookやInstagramといったSNSを運営するインターネット企業です。

2021年10月にFacebookからメタ・プラットフォームズという社名に変更をしました。

画像や文章、動画配信などを通じて人と人を繋げることを目的としたサービスを展開しており、需要も伸び続けると考えられるため、株価の上昇が期待できる銘柄です。

今後はメタバースを通じたコミュニケーションプラットフォームの実現が期待されており、2018年にFacebookがオキュラスを買収して、2022年にはオキュラスブランドからメタにブランド名を変更するなど積極的な動きを見せています。

マクドナルド(MCD)は全世界に展開するファーストフードチェーン

業種 飲食店 & バー
従業員数(人) 200,000
時価総額(百万USD) 200,764.70
売上高(百万USD) 23,222.90
当期純利益(百万USD)
予想PER 33.41 倍
予想EPS
ROE
ROA 14.17
配当利回り 2.05 %
自己資本利率
株式取得の最低費用目安 約270ドル

マクドナルドは、日本でも高い支持を得ているファーストフードチェーンです。

日本の株式市場で取引されているマクドナルドとは別なので注意をしてください。

世界中への進出や世界的な人口増加などから今後も売上の増加が期待できる国際企業ですし、誰もが知っている安心感が魅力と言えるでしょう。

エヌビディア(NVDA)は今後注目な半導体系の企業

業種 半導体
従業員数(人) 22,473
時価総額(百万USD) 435,469.20
売上高(百万USD) 26,914.00
当期純利益(百万USD) 9,752.00
予想PER 106.44 倍
予想EPS 1.66
ROE
ROA 26.72
配当利回り 0.09 %
自己資本利率
株式取得の最低費用目安 約170ドル

エヌビディアは、ゲーミングPCに搭載されている高性能なGPUを提供している企業でもあります。

少し前に注目の半導体企業として話題を集めた企業でもありますし、esport市場の成長に合わせて今後も成長が期待できる企業です。

さらに、世界的な半導体不足の現状の中で価格高騰や需要の増加から、売り上げもかなり期待できる企業といえるでしょう。

世界的な情勢から今後成長が期待されている将来性の高い企業です。

米国株を購入するときの注意点

米国株を購入するとき注意点について解説していきます。

主な注意点としては以下の4点です。

  • 成長株は投資に積極的なので配当がない
  • 値幅制限がないので成行注文だと値段の予想がしにくい
  • 為替の変動も考慮しなければならない
  • 決算は取引時間の後に発表されることが多い

これらの点を頭に入れた上で米国株の取引をしてください。

成長株は投資に積極的なので配当がない

アメリカで急成長を遂げている企業の株に興味を持っている方も多いかと思います。

将来性や今後の規模拡大を見越して株価の値上がりを期待した銘柄を購入しようと思っているかもしれませんが、こういった成長株は投資を積極的に行うスタンスをしているため、配当がないケースが多いです。

企業としても株主としても配当にお金を使うぐらいであれば、投資を行って企業を成長させて株価を上げてほしいという文化になっているため、配当よりも投資を選ぶことになります。

そのため、日本だと無配当=利益が少ない、業績が悪いというイメージが強いのですが、アメリカでは例外的に成長しているのに無配当というケースも多くあります。

米国株で配当による利益を得ていきたいと思っている方は、配当が充実している大手企業や成熟企業などを選んでみるといいかもしれません。

購入しようと思っている銘柄が「配当系」なのか「成長系」なのかをチェックして、自身の投資スタンスに合った銘柄を選んでください。

値幅制限がないので成行注文だと値段の予想がしにくい

アメリカの市場ではストップ高やストップ安という制度がないため注意をしなければなりません。

日本の市場では株価が激しく上下することを防ぐために、1日に変動できる株価の幅を制限する仕組みがあります。

アメリカでは値幅制限が設けられていないため、相場が激しくなっている中でも取引ができる自由度はあるのですが、予想外の大きな変動の影響を受けるリスクが生じます。

例えば、大手企業に関わる人物のスキャンダルが生じたり、何らかの発言がきっかけとなって株価が大幅に下落することも考えられます。

また、日本とアメリカでは時差があるので、日本の時間感覚で取引を行うと思いもよらぬ値段で約呈する可能性があるので注意が必要です。

アメリカの取引時間外に成行注文をして、いざ取引が開始されたタイミングで購入予定の銘柄暴騰して思っていたよりも高い金額で約呈する可能性もあります。

よくも悪くもハイリスクハイリターンな要素が強くあるので、株価の上下に影響を受けやすい人には注意が必要です。

為替の変動も考慮しなければならない

米国株は基本的にドル建てで取引を行うため、株価だけでなく為替の影響を受けることになります。

そのため、株価が上がって得をしたとしても、為替の影響によって損をしてしまうことがよくあります。

せっかく株価が上がって利益を出したのに、為替の影響で損失を出してしまうと意味がありませんよね。

なので、株式取引と通貨の両替は別のタイミングで行うのがおすすめです。

株式の取引は米ドルのまま行いながら、株式を売却して得た米ドルについては為替のタイミングを見計らって日本円に両替するのがいいでしょう。

決算は取引時間の後に発表されることが多い

米国市場や米国株については経済指標や決算の発表のタイミングで敏感に変動することが多いです。

経済指標は取引時間の前に発表されるものが多いのですが、決算については取引時間の後に発表されることが多くなっています。

そのため、経済指標については発表されてから対応することができるのですが、決算発表については対応が難しくなってしまうため、各種発表時期に応じて売買を行うようにしましょう。

特に個別の銘柄は大きく値段が動くことも多いので、取引時間外を利用することも含めて考えてみてください。

米国株の買い方に関するよくある質問

米国株の買い方に関するよくある質問をまとめました。

ここまでの内容で気になる部分があった人は参考にしてみてください。

はじめて買うのにおすすめの米国株は何がいい?

知名度が高い大手企業から始めてみるのが無難です。

米国株を1株買うのに最低いくら必要?

銘柄の株価によっても異なりますが、1株5,000円程度からでも購入可能です。

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