「通信教育といえばZ会と進研ゼミだよね。どちらが優れているのかな?」
「どちらも同じように見えるけど、正直違いはあるの?」
という疑問をよく耳にします。
Z会と進研ゼミどちらも自宅でできる通信教育で、長年のノウハウを活かした教材は大手塾のものと遜色ないのが特徴。
上手に利用できれば成績アップを狙える一方、お子さんにやる気がなければ続かず結局やめてしまう、という側面も目立ちます。
今回は中学生対象のZ会と進研ゼミ中学講座の違いや共通点、どちらがどんなお子さんにおすすめなのかというところまで紹介していきます。
受講されている方の口コミも併せて紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
Z会と進研ゼミ中学講座の違いは? どちらが高レベルなの?

お子さんの通信教育を検討する上で気になるのが、次のようなポイントではないでしょうか。
「どのくらいのレベルの教材なんだろう?」
「1日15分の学習で本当に成績アップできるの?」
まずはその疑問を解消していきましょう!
Z会は難関校を目指す場合におすすめ

進研ゼミは「中学講座」という名前に対して、Z会は「高校受験コース」という、中学一年生から高校受験を視野に入れた内容となっています。
Z会はどちらかといえば、「日々の授業フォロー」よりも「難関校への受験」を意識したコースと言えるでしょう。
Z会の高校受験コースには、さらに以下のようなコース分けがあります。
進学クラス | 国立・私立上位校、公立上位校を目指すお子さん向け |
特進クラス | 特定の最難関国立・私立、最難関公立高校を目指すお子さん向け |
このように、下のクラスも「進学クラス」というZ会は、高校受験に特化した通信教育ということになります。
Z会の学習の流れは?
Z会の学習が受験を見据えたものであっても、やはりベースは学校の授業。
それに、特に公立高校を狙っている場合は都道府県によって内申点が大きなウエイトを占める場合もあり、普段の学習や定期テスト対策は欠かせません。
そのため、Z会では以下のような流れで学習を進めていきます。
授業対策
- 3STEP(予習→問題演習→復習)の流れを習慣にして、授業で行った内容を実践レベルまで引き上げる
- プロ講師の授業動画を参考に、学校より進んだ学習もスムーズに進めていく(iPadを用いる場合のみ)
定期テスト対策
- 受験の5科目はもちろん、実技の5科目についても対策することで内申点対策を万全に
- 「何から始めたらいいんだろう?」を解決する専用のテスト対策プログラムを活用(iPadを用いる場合のみ)
入試対策
- 独自のノウハウが活かされた入試対策プログラムで、中学一年生から入試対策を行う
- 添削指導で入試の筆記問題に対応できるようになる
このように、日々の授業を基に学習を進めていくことになります。
とはいえ、予習というのはやはりある程度の余力や理解力がなければ難しいものですし、中学一年生から入試対策を行うということも考えると、もともとある程度の成績がある子でなければついていけない可能性も高いです。
Z会の教材は?
進研ゼミも似ていますが、Z会は「iPadスタイル」「テキストスタイル」から学習方法を選ぶことができます。
どちらを選ぶかによって受講形態は変わりますが、どちらも同じ内容を学ぶことができますよ。
授業対策の教材
学習ステップ | iPadスタイル | テキストスタイル |
STEP1.予習 | 要点授業+Z Study 要点ブック
経験豊富なプロ講師の映像授業で、学校で学 確認問題 その後、iPadで確認問題を演習して、学んだ |
Z Study問題編
1か月分の学習すべき内容が一冊にまとまっ 確認問題 内容はiPadスタイルと同様です。 |
STEP2.問題演習 | 応用問題
身に着けた知識が正しいか、少し頭をひねる 添削問題 「1つの問題から多くのことを学べる良問」 |
応用問題
内容はiPadスタイルと同様で、テキストスタ 添削問題 問題はiPadスタイルと同様。 |
STEP3.復習 | 添削指導
提出した添削課題はiPad上に返却。 解答解説 問題の解答をより詳しく解説。 |
添削指導
添削結果は郵送でご自宅に届きます。添削の 解答解説 こちらも内容はiPadスタイルと同様。 |
このように、授業対策の教材がそれぞれ用意されています。
基本的にはiPadスタイル・テキストスタイルで内容は変わりませんが、iPadスタイルのほうが添削結果や解説のレスポンスが早いため、わからないところや弱点をそのままにする時間が短いというメリットがあります。
定期テスト対策の教材
定期テスト対策の教材は、iPadスタイル・テキストスタイルに関わらず以下のものが用意されています。
主要5教科・定期テ スト攻略ワーク |
定期テスト前の集中演習に最適な、お子さんの学校がお使いの教科書に対応した問題集 です。 基礎から応用まで幅広く問題を収録しているため、こなしていくことで高得点を狙う ことができます。 |
主要5教科・確認テ スト |
お子さんの学校がお使いの教科書に対応した、定期テスト予想問題です。 模試のように使うことができて、弱点を洗い出すことができます。 実力確認にもピッタリ。 |
実技教科対策 | 対策しにくい実技4科目についてのテスト対策テキストです。 用語や基本事項についてしっかり学び、内申点対策を行います。 |
また、忘れてはならないのがiPadスタイルのみの「定期テスト対策プログラム」。
定期テスト範囲とテスト日を入力しておくと、テスト一週間前からは通常学習をストップして、「定期テストモード」に入ります。
このモードでは、テスト範囲を効率よく学習するためのプログラムを自動的に作成してくれますので、これに沿って学習を進めることで、迷うことなくテスト対策を行うことができますよ!
入試対策の教材
中学一年生から入試を意識した学習を行うのがZ会の特徴。
一年生・二年生は主に長期休みに、三年生は毎月入試対策プログラムをこなしていくことになります。
入試対策学習(中学 一年生・二年生) |
長期休みのタイミングで、最近の入試傾向を反映した総合問題が出題されます。 早い時期から入試対策を行え、受験対策をスムーズにスタートする手助けになりますよ。 |
入試特訓(中学三年 生) |
中学三年生では、通常プログラムに加えて毎月「入試特訓プログラム」に取り組むよう になります。 志望校合格から逆算したプログラムで、1年間かけて合格点へアプローチ。 |
さらに特進クラスの中学三年生場合、「難関土日特訓」というプログラムを行います。
通常の入試特訓に加えて9月以降の土日に取り組むべき課題をお届け。
難関校ならではの難度の高い問題に加え、「この問題の正解・不正解が合否を分ける」というような問題の得点を狙っていきます。
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
進研ゼミ中学講座は部活との両立や内申点対策におすすめ

一方、進研ゼミ中学講座は日々の授業をベースに進めていくイメージです。
「勉強も大切だけど、中学生を思いっきり満喫したい!」と思うお子さんのサポートに適しています。
毎日、宿題以外にほんの少しだけ時間が取れれば問題なく進めていくことができます。
教材はどれも教科書準拠のため、定期テスト対策はバッチリ。
また、志望校別のクラス分けなどもあり、お子さんの志望校のレベルに沿った学習を進めていくことができますよ。
進研ゼミ中学講座のコース分けは、以下のようになっています。
中学一年生・二年生
スタンダートコース | 基本:応用:難問=7:2:1 定期テストを確実に攻略して、入試に直結する内申点を しっかり対策していくコース 定期テストで80点以上を目指すレベルです。 |
ハイレベルコース | 基本:応用:難問=3:5:2 定期テスト対策に加えて、難関校を目指すお子さん向けの コース。 定期テストで90点以上を目指すレベルです。 |
中学三年生
受験総合コース | 基本:応用=8:2 お住まいの地域の一般的な公立・私立高校を狙うお子さん のためのコース。 基本問題に確実に解答できる力をつけていきます。 |
難関挑戦コース | 基本:応用:難問=5:3:2 お住まいの地域の公立難関校、または同等の私立高校を狙 うお子さんのコース。 難問が解けるようにフォローしていきます。 |
最難関挑戦コース | 基本:応用:難問=3:4:3 最難関高校を目指すお子さんのコース。 学力だけでなく、スピードや思考力も身に着けていきま す。 |
このように、受験生か否かで異なるコースが用意されており、より細かい状況に対応できるのが進研ゼミ中学講座です。
進研ゼミ中学講座の学習の流れは?
進研ゼミ中学講座では、「授業対策」「ニガテ対策」「テスト・授業対策」を柱とした学習を行っていきます。
お子さんによって状況や志望校が異なりますので、可能な限りそれに寄り添ってくれる、というのがコンセプト。
- お子さんの学校がお使いの教科書に沿ったテキストで、スタンダート・ハイレベルなどのコース分けも反映したレベル別授業対策
- お子さんにとって本当に必要な問題を厳選して、「1回10分から15分」で完結、最後まで取り組める
- 間違えたらすぐに解きなおす「解き直しシステム」で苦手をつくらない(ハイブリッドスタイルのみ)
- 全国規模の実力テストの結果を鑑みて、お子さんにとって最良の苦手克服のアドバイスや苦手克服ドリルをお届け
- 自分で採点しにくい記述問題は赤ペン先生が丁寧にアドバイス
- スキマ時間も活用できる教材で、定期テストで高得点を狙う
- 中学一年生からの高校入試を見据えた記述式問題対策
- 中学三年生では、志望校の合格ラインから逆算して合格を目指すプログラムを作成
- 都道府県ごとの受験対策にも対応
進研ゼミ中学講座では、お子さんの目標にそって細かく対策を行うことができます。
もともと学力が低めだったり、学習の習慣がついていないお子さんでも、1日10分から15分の授業対策からサポートして、確実な成績アップを狙っていきます。
逆に、もともと学校の授業より学習を先に進めることができるお子さんにとっては少し物足りないかもしれませんね。
進研ゼミ中学講座の教材は?
進研ゼミ中学講座も、Z会と同じくタブレットを使う「ハイブリッドスタイル」と、紙のテキストを使う「オリジナルスタイル」があります。
テキストの提供方法が異なるだけで、学べる内容はどちらも同様ですよ。
授業対策の教材
ハイブリッドスタイル(タブレットがメイン) | オリジナルスタイル(紙のテキストがメイン) |
デジタルチャレンジ
教科書に沿った内容で、今お子さんがやるべき単元を |
チャレンジ
従来の進研ゼミ中学講座のスタイル。 |
Z会のように、予習→問題演習→復習の流れなどはありませんが、1単元10分から15分で完結する学習方法は、部活などで忙しいお子さんの負担になりにくいのが特徴です。
「内容が少ないから中身が薄い」というわけではなく、効率よく短時間でお子さんの理解度を高めるノウハウがたくさんですので、安心して続けることができます。
ニガテ対策の教材
お子さんの苦手対策はハイブリッドスタイル・オリジナルスタイル共通のものがほとんどです。
まずは、毎月提出することになる添削課題。
これは有名な「赤ペン先生」が添削してくれる課題で、毎月の学習の総まとめのような位置づけです。
どちらのスタイルでも解答用紙に答えを記入して、進研ゼミに送付することで赤ペン先生が添削してくれますよ。
記述力の養成になるほか、間違えてしまったところを丁寧に、原因から解説してくれます。
「わかったつもり」をつぶしていくことで、苦手をそのままにしません。
また、他社の模試にあたる「実力診断テスト」は、受講費の中で受験することができますよ。
偏差値などのデータはもちろん、「どこが苦手か」「苦手を克服するためにはどうしたらいいのか」という、次につながるアドバイスをもらえますので、積極的に受験していきたいところです。
定期テスト・受験対策の教材
定期テスト・受験対策の教材も基本的にはハイブリッドスタイル・オリジナルスタイル共通です。
ハイブリッドスタイルの場合はタブレットに配信されてくるものが多いですが、内容はどちらも変わりありません。
定期テスト対策 | 定期テスト 厳選予想問題
お使いの教科書に合わせたテスト対策問題集で、出やすい内容を出やすい形式 定期テスト 暗記ブック テストでよく出る重要ポイントはもちろん、忘れないような暗記方法も記載し |
受験対策(一年生・二年生) | 入試直結記述ドリル(ハイレベルコースのみ)
普段は対策しにくい記述問題を、一年生・二年生のうちから学習。 |
受験対策(三年生) | 合格への予想問題100
公立高校は都道府県別に入試の傾向が異なりますので、受験生では個別の対 入試によく出るシリーズ よく出る分野・問題の中で暗記が必要なものをフォローする冊子です。 合格可能性判定模試 入試の形式に近づけた問題で、「あとどのくらい力をつけたら志望校へ |
個別フォロー | テストお助け電話(一年生・二年生のみ)
テスト期間中の「わからない!」に個別対応してくれる電話サービス。 |
進研ゼミ中学講座のさまざまなテキストを紹介してきましたが、進研ゼミ中学講座はここでは紹介しきれないほどの副教材が数多く存在します。
難しい単元や差がつく記述式問題など、特別なフォローが必要な単元は個別に副教材でフォローしてくれますよ!
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら
Z会と進研ゼミ中学講座には共通点もある!

どちらかといえば受験対策なZ会、授業レベルから学力を引き上げるのが進研ゼミ中学講座のイメージ。
メリット・デメリットはそれぞれありますが、この2つのサービスには共通点も多くあります。
- どちらも長年通信教育を運営しているため、独自のノウハウを持っている
- 主要5教科はもちろん、実技4教科も対策できる
- 模試や実力テストを定期的に受験できる
- 1単元ごと細かく区切られているため、毎日短時間の学習で完結する
- 添削課題があり、その提出時にポイントが貯まり、貯めていくとお子さんの好きなものと交換できる(努力賞)
- タブレットメインか紙のテキストメインで選べる
- 24時間質問できる学習支援サービスがある
- 親御さんへのサポート体制も整っている
これらの基本的な内容に関しては、Z会・進研ゼミ中学講座ともに充実しています。
うちの子はZ会と進研ゼミ中学講座、どちらがいい?

大まかな違いはわかりましたが、やはり気になるのは「うちの子にはどちらがいいかな?」ということですよね。
いくつか例を挙げて、検証していきましょう。
不登校の子にはどちらが向いている?
多くの不登校の子におすすめなのが、進研ゼミ中学講座です。
Z会は予習→問題演習→復習の、学校の授業をベースにしているところがありますので、学校の授業を受けられない子にとっては少し難しく感じるかもしれません。
また、進研ゼミ中学講座のほうが単元が苦手な子でも学習しやすい内容になっているため、「不登校で学校の内容についていけていない」というお子さんには、そちらが適しているかもしれません。
ただ、不登校でも自分でどんどん学習を進められる子であれば、少しレベルが高いZ会の講座もおすすめできます。
頑張ったご褒美はどちらが魅力的?
努力賞は、クオリティ的にはどちらも同程度です。
少なめのポイントでは文房具、最高得点の場合は腕時計や音楽プレイヤーをもらえます。
商品自体もZ会・進研ゼミ中学講座でほぼ変わりませんので、特に努力賞でどちらが優れているかの差はつけにくいでしょう。
ただ、Z会の努力賞の中には普通の景品に混ざってドリルなども見られます。
「ポイントをためてさらに勉強したい」というストイックな子にはおすすめです。
幼児のころから進研ゼミなうちの子。トップ校を狙うならZ会へ移るべき?
「進研ゼミではレベル不足で…」と感じるなら、Z会へ移るのも1つの手段です。
ただ、進研ゼミ中学講座では、受験生で最高クラスの「最難関挑戦コース」が存在しています。
そのコースでは発展問題など得点源になるハイレベルな問題もフォローしてくれますので、地域の最難関高校レベルなら十分対応してくれます。
また、努力賞ポイントは小学生から持ち越しのため、進研ゼミを続けていければ貯め続けることもできますよ。
紙のドリル>タブレットな子です。紙テキストはどちらが優れている?
Z会も進研ゼミ中学講座も、タブレットと紙のテキストで差異がないように作られています。
そのため、どちらのどのコースを選んでも学習に差はありません。
ただ、現在の主流はやはりタブレット学習なのは否定できないため、タブレット学習より紙のテキストが良い場合は、採点は従来通り自分で行うことになりますし、解説も自分でページをめくって探すことになります。
いずれの講座も、タブレット学習のほうが利便性が高い点は多いですので、その点は理解しておきましょう。
中高一貫校でカリキュラムが特殊。どちらがおすすめ?
ここまで紹介していませんでしたが、Z会も進研ゼミ中学講座も、どちらにも「中高一貫コース」があります。
中高一貫校の特殊なカリキュラムに対応してくれている講座ですので、お子さんにとって最適な学習ができますよ。
中高一貫校の場合は、どちらを選んでも構いませんが「中高一貫コース」を受講するようにしましょう。
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら
Z会と進研ゼミ中学講座の口コミをそれぞれ紹介

Z会と進研ゼミ中学講座の口コミをそれぞれ紹介していきます。
さすがの老舗通信教育ですので、たくさんの口コミがありました!
Z会を利用した方の口コミ!

まずはZ会の口コミを紹介していきます。
良い口コミはもちろん、「うちの子には合わなかった…」という微妙だった声も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
Z会の良い口コミを紹介
料金:塾に通うよりは、安く受講出来たと思います。 一括払いでの割り引きを利用しました。
教材・講師の解説:課題の量や難しい問題も多く、レベルの高い学習が出来たと思います。毎月の添削課題や模擬試験などを通して、力を付けるが出来たと思います。
学習の効果:添削課題をとき、添削の答案で間違えたところを解き直す事により、自分の苦手な問題を克服できたと思います。
サポート体制:わからない問題があったり、質問がある時には、タブレット端末を利用し、やりとりが出来たのが良かったです。
良いところや要望:自分の空いた時間を利用して学習できるのが、合っていたと思います。毎日部活があり、いつも疲れていたので、助かりました。
料金:とてもリーズナブルな料金だと思いました。教材の質・量ともにとても適切で無理なく学力アップできたと思います。
教材・講師の解説:とても見やすくわかりやすい教材で、読み物としても楽しめました。もちろん学力アップのための問題があるわけですが、とても自然に配置されていました。
学習の効果:とても効果があったと思います。学校の授業よりもレベルの高い教材でしたが、無理なく付いていくことが出来て学力アップにつながりました。
サポート体制:添削指導が行き届いていて、答案の返却を子どもが大変楽しみにしていました。レベルの高い問題でしたがやる気を出させてくれる添削指導でした。
良いところや要望:学校の授業よりも高度な内容でしたが、問題文や解説が大変理解しやすい言葉で書かれていたため無理なく取り組めることが出来たと思います
料金:塾と比べてかなりお安かったです。苦手な科目だけを集中的に数種類のコースで受講できたのも良かったと思います。勧誘も無かったのが良かったです。
教材・講師の解説:考え方などについて丁寧に解説していただき、何故問題を間違ったのかが分かりやすかったです。
学習の効果:始めたのが遅かったのですが、苦手でなかなか成績が伸びなかった科目において、模試の成績が上がり、最終的に志望校に合格できました。
サポート体制:分からないところを通信欄などで書くと、丁寧に解説してもらえたので、子供は満足度が高かったようです。
良いところや要望:自分のペースで学習できるのが子供には合っていたようです。定期テストや受験の時などは、提出日に間に合わない時もありましたが、期日後に提出してもきちんと添削してもらえました。
その他:在宅で受けられる模試があったので良かったです。全県模試と比べると受験者数は少なかったのですが、塾などに通っていなかったので、模試を受ける機会が増えて良かったと思います。
出典:塾ナビ
「塾などと比較して安価に受講できた」「学校よりは難易度が高かった」という声が多かったです。
Z会の微妙な口コミも紹介
料金:テキストのみだったので、他の通信教育と比べるとお手頃だったのではないでしょうか。
教材・講師の解説:付録などがなく、問題集とテキストだけ届くので有難かったです。
学習の効果:問題がたくさんあり、解いていてやりがいがあったと記憶しています。
サポート体制:サポートはあまりなかったのではないかと記憶しています。
良いところや要望:溜めてしまいがちになってしまうので、もうすこし子供のやる気を出させるようななにかがあれば良かったのかなと思いました。
料金:やはり他の進研ゼミ等に比べるとだいぶ高いと思います。科目数が増えると特に高くなるので、もっと割引があるといいのではないかと思います。
教材・講師の解説:他の通信教育と比べてレベルが高く、応用問題も多くて良かったです
学習の効果:添削問題をやって行くにつれて力がついていったように思います。ただ部活や学校の課題が忙しく添削の提出がたまるといやになってしまうようです。
サポート体制:サポート体制はあまり良いとは思いませんでした。もっとネットを使ってリアルタイムで質問できる等あれば良いと思います。
良いところや要望:塾とは違い、自分の好きなときにできるのはよいのですが、忙しいとつい教材が溜まってしまいます。添削問題の提出が遅れた時に何かアクションが欲しいです。
出典:塾ナビ
「教材が溜まってしまう」「価格は安めだが進研ゼミと比べると高額」という声がありました。
後ほども紹介しますが、Z会は受講する科目数によって価格が異なってくるのが特徴。
受講したい科目を絞ることができるというメリットがある反面、多くの科目を学習したいと思うとその分料金がかさんできてしまうというデメリットもあります。
進研ゼミ中学講座の口コミを紹介

次に、進研ゼミ中学講座の口コミも紹介していきます。
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
進研ゼミ中学講座の良い口コミを紹介
料金:とても経済的でした。塾に通ったのとは大違いです。また、紹介していただくと割引があります。
教材・講師の解説:添削は優しく褒めてのばすような優しい言葉だった。とても子どもには合った方法だと思う。学校の速度にあわせて教材が届いた。
学習の効果:希望していた高校にこのサポートだけで入学できた。お金も時間も節約できて、北辰(埼玉県の実力テスト)もアップした。苦手な数学や英語を簡単なコース、得意な国語社会を上級コースでしたら学校の成績もかなりアップしました。
料金:普通の塾に比べ低価格なのに成績はあがっていったので、とてもいい値段だと思います。息子の子供にも受けて欲しいくらいです(笑)。
教材・講師の解説:一つ一つを丁寧に解説してくれているのでわかりやすかったです。中間テストや期末テストなどそれぞれのテストに合った教材にしてくれるので良かった。
学習の効果:各教科で重要なポイントを集中して教えてくれるため、子供はすぐに理解していき、成績も徐々にあがってきました。
料金:塾だと1教科あたりの価格が高いけど、進研ゼミだと5教科で安い。
教材・講師の解説:教科書にあった進め方で、塾に通うよりも5教科で利用料金が安い。部活とも両立できるところがいい
学習の効果:学校の教科書にあった内容で、復習にも予習にも使えるところが良い。
良いところや要望:部活との両立がやりやすい。わざわざ、勉強に出かけずに、自分の家でできる。教科書にあった内容でよかった。
出典:塾ナビ
「経済的だった」「テストに合わせた対策がよかった」「部活と両立できた」という声が多かったです。
進研ゼミ中学講座の微妙な口コミも紹介
料金:学習塾と比べるとお値打ちだと感じる。しかし結局継続するかどうかにかかっていますね
教材・講師の解説:カラー印刷で重要な部分が一目でわかり易く 説明文も丁寧で理解しやすかった
学習の効果:最初は自主的に学習していたが 部活・学習塾に時間がとられやらないことが多くなってきたことが辞めた原因
良いところや要望:自主学習の習慣づけには良かったと感じていたが 日常に於いての時間不足になったので続けれませんでした
教材・講師の解説:まだやってないということも多かった。習慣もつかなかった。教材というより本人がやる気がなかった
学習の効果:わからないのはわからないままに進んでいったので、どんどんわからなくなり、やる気もなくなっていった
サポート体制:辞めようかと思い出したくらいから電話が来てたが遅かった。やる気がもうなかった
良いところや要望:塾には行きたくないというので、小さい頃からやっていた進研ゼミにしたがダメだった
その他:本人がやる気ないなら何をやっても無駄でした。通信教材はわからないのをそのままにしてしまうことがあると思うので、うちの場合ダメだった
出典:塾ナビ
進研ゼミ中学講座の口コミは、「自力で続けられなければ無駄」というものも多かったです。
いくらお子さんが飽きにくい工夫がされているとはいえ、ある程度は自発的に机に向かう意欲が必要ということですね。
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら
口コミからわかる、Z会と進研ゼミ中学講座の実際は?

これらの口コミから、Z会と進研ゼミ中学講座を受講すると、以下のようなメリットとデメリットがあるのではないでしょうか。
Z会 | 進研ゼミ中学講座 | |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
やはり、通信教育は塾や家庭教師と異なり、専属の先生がいないというのがデメリットにつながります。
ある程度続けていく意欲がなければ、わかりやすいテキストや添削課題で溜まっていく努力賞ポイントも無駄になってしまうということがほとんど。
Z会・進研ゼミ中学講座ともに、自力で継続できるお子さんにとっては有用なものでしょう。
親御さんはお子さんへの声掛けや目標の共有など、モチベーション維持のためのサポートができるといいかもしれませんね。
また、口コミでも多く触れられていた価格の違いについては、後ほど受講料の項目で詳しく説明していきます。
Z会と進研ゼミ中学講座の体験の有無や入会方法をそれぞれ解説!

次に、Z会と進研ゼミ中学講座の体験や入会方法について解説していきます!
Z会は公式サイトの教材見本を参考にしよう!

Z会では、特に無料体験制度はありません。
ただ、以下のような方法でZ会の学習内容を体験することができます。
- 資料請求
- 公式サイトの教材見本
資料請求方法
公式サイトの「資料請求」タブやリンクをクリックすると、以下のような入力フォームが現れます。

このフォームに必要事項を入力していくと、お子さんに合った学年・地域の教材資料をご自宅に送ってくれますよ。

学年によって複数パターンの資料が用意されていますので、必ずお子さんの状況に合ったところにチェックしていきましょう。
公式サイトの教材見本
無料体験というほどではないかもしれませんが、Z会の公式サイトでは実際の教材見本を見ることができます。
トップページ上の「選べる講座/教材見本」タブをクリックすることで、以下のようなページにアクセスできます。

このページを下にスクロールしていくと、学年・教科別の教材見本がありますよ。

教材の一部分だけではありますが、実際の学習に使われるものです。
受講を決める前にお子さんと一緒に確認しておくのがベターです。
また、映像授業のサンプル動画も用意されていますので、そちらも要チェックですよ。
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
進研ゼミ中学講座には「無料体験セット」アリ

進研ゼミ中学講座には、「無料体験セット」というものが用意されています。

ハイブリッドスタイルだからといってタブレットが送られてくるわけではありませんが、実際の学習画面をリアルに体験することができる資料です。

学年ごとの体験見本と、進研ゼミ中学講座自体のパンフレットが送られてくるので、実際に問題を解いてみるといいでしょう。
Z会のテキストはオンラインで確認できますので、資料請求してお手元で比較するのもおもしろいかもしれませんね。
「無料体験セット」のお申込み方法は簡単で、ネット上で完結します。
ページ下部の「無料体験教材・資料のお申込み」をクリックすると、以下のような入力フォームが出現します。

ここに親御さんとお子さんの情報を入力していけばOKですよ。
お申し込みから6日前後でのお届けなので、楽しみに待ちましょう!
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら
どちらもネット上で入会手続きが完了!

無料体験や資料請求など、いずれもネット上で申し込めることがわかりました。
入会手続きはどのように行うかも確認していきましょう!
Z会の場合
Z会の入会手続きは、オンラインで完了します。
公式サイトの「入会」タブをクリックすることで、入会手続きすることができますよ。
Z会自体が初めての方と、以前受講されていた方で分岐します。
ここでは、初めての方の申し込み方法を解説していきます。
次に進む前に、画像下の「お申し込みの注意事項」をチェックしておくのがベターですよ。

まず受講する講座の確定を行います。学年や受験などの状況を正確に入力していきましょう。

進めていくと、受講する科目の選択ができます。
取捨選択するのでもいいですし、主要5科目をまとめて受講して割引を受けるのもおすすめ。

次に、お支払い方法の選択です。
後ほども紹介しますが、まとめてお支払いすると若干お安くなりますよ。

あとは、お子さんや親御さんの情報を入力していくのみです。
これで申し込みが完了しますよ!
進研ゼミ中学講座の場合
Z会と同じく、進研ゼミ中学講座もネット上で申し込みが完了します。
トップページの「ご入会のお申込み」をクリックすると、以下のようなページに遷移します。

受講を希望するお子さんの学年のページへと進んでいきましょう。

ここで、受講スタイルと難易度を選択することができます。
迷ったら、「ハイブリッドスタイル」「受験総合コース」が無難でおすすめですよ。

ハイブリッドスタイルを選んだ場合は、専用のタブレットが必要になります。
通常9,900円ですが、6か月以上の継続で無料となりますので、「そのくらいなら続けられそう」という場合はぜひハイブリッドスタイルを選んでみてくださいね。

また、受講とは直接関係のないオプションプランもここで申し込むことができます。
次のページで、親御さんとお子さんの情報を入力していけば申し込みが完了します!

Z会と進研ゼミ中学講座の受講料を徹底比較 お得なのはどっち?

それでは最後に、気になる受講費について紹介します。
Z会と進研ゼミ中学講座、どちらがお得でしょうか?
Z会の受講料やお支払い方法は?

Z会の受講費は以下の通りです。
中学一年生・二年生の受講費
本科5講座セット(国数英理社セット)
12か月一括払い
(12か月分合計) |
6か月一括払い
(6か月分合計) |
毎月払い | |
iPadスタイル | 9,970円(119,640円) | 11,320円(67,920円) | 12,000円 |
テキストスタイル | 10,820円(129,840円) | 12,270円(73,620円) | 13,000円 |
単科(1科目当たりの価格)
12か月一括払い
(12か月分合計) |
6か月一括払い
(6か月分合計) |
毎月払い | |
iPadスタイル | 2,294円(27,528円) | 2,564円(15,384円) | 2,700円 |
テキストスタイル | 2,464円(29,568円) | 2,754円(16,524円) | 2,900円 |
Z会は、主要5科目セットで受講するか、1科目ずつ選択して受講するかを選ぶことができます。
5科目セットの場合は少し割引されますので、公立高校受験を目指す場合など、5科目必要な場合はまとめての受講がおすすめです。
中学三年生の受講費
本科5講座セット(国数英理社セット)
12か月一括払い
(12か月分合計) |
6か月一括払い
(6か月分合計) |
毎月払い | |
進学クラス(iPadスタイル) | 14,430円(173,160円) | 16,310円(97,860円) | 17,250円 |
進学クラス(テキストスタイル) | 15,280円(183,360円) | 17,260円(103,560円) | 18,250円 |
特進クラス(iPadスタイル) | 16,560円(198,270円) | 18,680円(112,080円) | 19,750円 |
特進クラス(テキストスタイル) | 17,410円(208,920円) | 19,630円(117,780円) | 20,750円 |
単科(1科目当たりの価格)
12か月一括払い
(12か月分合計) |
6か月一括払い
(6か月分合計) |
毎月払い | |
進学クラス(iPadスタイル) | 3,186円(38,232円) | 3,562円(21,372円) | 3,750円 |
進学クラス(テキストスタイル) | 3,356円(40,272円) | 3,752円(22,512円) | 3,950円 |
特進クラス(iPadスタイル) | 3,612円(43,679円) | 4,036円(24,216円) | 4,250円 |
特進クラス(テキストスタイル) | 3,782円(45,384円) | 4,226円(25,356円) | 4,450円 |
三年生は進学クラス・特進クラスで価格が異なるため、少し価格設定が複雑ですね。
基本的に進学クラス、iPadスタイルのほうが安価です。
入会金やその他諸費用は?
Z会には入会金はかかりません。
必ずかかる費用は月会費のみとなります。
ただ、受講するにあたって注意しなければならない点があります。
それは、iPadスタイルの場合タブレットの費用が自己負担ということ。
もちろんiPadをお持ちの方の場合はそのまま使うことができますが、お持ちでない方の場合は購入する必要があります。
ご自身で契約してもいいですし、Z会があっせんしてくれるものを購入するのでも構いません。
また、学習に必要なインターネット環境・費用もご家庭でのご負担になります。
Z会の月謝のお支払い方法
Z会では、月謝のお支払い方法として以下のものから選ぶことができます。
- クレジットカード払い
- 口座引き落とし
- 払い込み用紙でのお支払い
インターネットから申し込んだ場合、どのお支払い方法でも選ぶことができます。
もっとも都合の良い方法を選ぶといいでしょう。
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
進研ゼミ中学講座の受講料はどのくらい?

それでは、進研ゼミ中学講座の会費も確認していきましょう。
進研ゼミ中学講座はハイブリッドスタイル・オリジナススタイル共通の会費です。
12か月一括払い
(12か月分合計) |
6か月一括払い
(6か月分合計) |
毎月払い | |
中学一年生 | 5,980円(71,760円) | 6,540円(39,240円) | 6,980円 |
中学二年生 | 6,110円(73,320円) | 6,780円(40,680円) | 7,190円 |
中学三年生 | 6,890円(82,680円) | 7,520円(45,120円) | 4,928円 |
進研ゼミ中学講座はいくつかコースがありますが、どのコース・難易度でも価格は共通です。
そのため、途中でのコース変更も気軽にできそうです。
入会金やその他諸費用は?
進研ゼミ中学講座も、入会金が無料です。
その他にかかる費用として代表的なのが、専用のタブレット「チャレンジパッド2」に関わる費用。
6か月間ハイブリッドスタイルを継続することで、チャレンジパッド2自体の費用は無料になります(通常は9,900円かかります)。
しかし、もし故障した場合などは、かかる費用が自己負担になります(2度目の購入は19,800円)。
そんなときに役立つのが「チャレンジパッドサポートサービス」。
月々190円の負担で、万一の故障の際は3,300円で新しいチャレンジパッドに交換してくれるようになります。
ハイブリッドスタイルを考えているなら、ぜひ利用したいサービスですね。
進研ゼミ中学講座の月謝のお支払い方法
進研ゼミ中学講座でも、複数のお支払い方法が用意されています。
- クレジットカード払い
- 銀行振り込み
- コンビニ支払い
- 口座引き落とし
口座引き落としのみ、入会後にお届けする「受講ガイド」を参照して後ほど変更できる方法です。
コンビニ支払いなどは手数料もかかりますが、ご都合の良いお支払い方法を選んでくださいね。
価格が安いのは進研ゼミ中学講座!

単純に価格を比較するなら、進研ゼミ中学講座のほうが安価です。
ただ、コスパという面で考えるのならZ会も負けていません。
どちらを選んでも、塾や家庭教師を利用するよりは安価に済みます。
単純に「安いほうにしよう」ではなく、お子さんの基礎学力や志望校などによって検討していくのがおすすめですよ!
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら
まとめ

今回はZ会と進研ゼミ中学講座について紹介しました!
今回の内容について、要点のみ表にまとめます。
Z会 | 進研ゼミ中学講座 | |
カリキュラム | 難関校から最難関校を目指す お子さんに |
授業レベルから受験まで 部活と勉強の両立 |
価格 | 学年ごと 月額9,970円~20,750円(5教科) |
学年ごと 月額5,980円~4,928円(5教科) |
無料体験 | 公式サイトのテキストサンプル | 無料体験セットの申し込み |
申し込み・お支払い方法 | WEBから カード払い・口座引き落としなど |
WEBから カード払い・口座引き落としなど |
最後にお伝えしたいのが、どちらも老舗の通信講座ながら受講者数には圧倒的な差があります。
Z会は約5万人に対して、進研ゼミ中学講座はおよそ40万人と8倍ほど。
この差の理由は、ここまで紹介してきたようにZ会は「難関校に強い、学力レベルが高い子向け」、進研ゼミ中学講座は「部活との両立から受験まで」というような印象のため、進研ゼミ中学講座のほうが当てはまる状況の子どもが多いのでしょう。
受講者数や価格で選ぶのではなく、お子さんに合っているカリキュラムかどうかによって、上手に選べるといいですね!
⇒Z会中学講座の詳細はこちら
⇒進研ゼミ中学講座の詳細はこちら