紆余曲折ありつつ投資信託おすすめ銘柄を長い目で見る限り、確実に右肩上がりで成長し続けてきている米国経済。
長い目で見れば日本株よりも成長しており、ポテンシャルもより秘めていると言われていることから、米国株に魅力を感じる方も少なくはないでしょう。
しかし、その種類は4,000企業以上あるため、特に初めての場合どういったところに投資をしていくべきか悩む方もいるのではないでしょうか。
そこでここではおすすめの米国株について、将来性が高く投資家の間でも人気の銘柄について厳選してまとめました。楽天証券をお使いの方は楽天証券の投資信託おすすめ銘柄の記事も合わせてチェックしてみましょう。
米国株でお悩みの方は最後までお読み頂き、参考にして下さい。
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米国株おすすめ銘柄15選2022
ここからは米国株の買い方がわかる方に向けて、期待値が高くておすすめの米国株(個別株)について紹介していきます。
アップル(AAPL)は営業利益率が圧倒的トップ

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
138.38USD
(約20,577円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0.64% |
EPS(1株当たり純利益) | 6.10 |
PER(株価収益率) | 23.63 |
ティッカー | AAPL |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など |
時価総額ランキング第1位であり、アメリカの代表的企業である「アップル(AAPL)」。「Mac」「iPhone」などの製品でもお馴染みのIT企業ですね。
アップルは技術力やブランド力などが圧倒的に高く、今のところ同じ分野で他の追従を許す余地がないといっても過言ではありません。
今後はAR(拡張現実)/VR(仮想現実)事業やEV(電気自動車)業にも本格的に展開していく予定であるなど、その成長性に関しても十分に期待できるでしょう。
トップ企業の中では最低購入金額も低いので、初心者であれば間違いなくまず最初に検討しておきたい銘柄の一つですね。
Microsoft(MSFT)はPCシェア断トツNo1

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
228.56USD
(約33,827円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 1.19% |
EPS(1株当たり純利益) | 9.70 |
PER(株価収益率) | 24.29 |
ティッカー | MSFT |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券 |
Microsoft(マイクロソフト)は、パソコンOS「windows」や「Office」といったソフトウェアなどを提供するIT企業です。
windowsに関しては、PCシェア率が95%とダントツで高く、Officeといったツールがあることも相まって、その競争優位性が簡単に揺らぐことは考えにくいでしょう。
また、2010年から開始されたクラウドシステム事業「Azure」は、パンデミックにより巣ごもり需要が拡大したことによって、売り上げが更に伸びています。
こちらも、企業の規模や将来性などから、これから米国株をはじめる初心者の方におすすめですね。
アルファベット(GOOL・GOOGL)は検索エンジンなどで底堅い

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
96.56USD
(約14,282円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0% |
EPS(1株当たり純利益) | 5.44 |
PER(株価収益率) | 18.43 |
ティッカー | GOOL・GOOGL |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証など |
アルファベット(Google)は、インターネット関連サービスを提供するアメリカの代表的なIT企業です。
事業内容は主に検索エンジン「Google」や、Webブラウザ「GoogleChrome」、Eメールソフト「Gmail」などがあります。
ハードウェア開発にも注力しており、動画配信サービス「Youtube」、スマホOS「Android」、スマホ機器「Pixel」など、そのサービス展開は多岐に渡ります。
しかも、これらサービスは連携して使えるというように利便性が高いことなどから、その市場シェアはますます拡大しつつあります。
配当金による株主還元は期待できませんが、底堅く今後の見通しも良いことから、こちらも初心者におすすめの銘柄です。
テスラ(TSLA)はAIロボティクスのリーディングカンパニー

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
204.99USD
(約30,340円)
|
配当利回り(2022年10月現在) | 0% |
EPS(1株当たり純利益) | 3.10 |
PER(株価収益率) | 80.12 |
ティッカー | TSLA |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM証券、IG証券など |
起業家として有名なイーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラ。
テスラは、主に自動車関連事業を主軸としている企業です。
有名企業の中では比較的新しいですが、近年においてその躍進ぶりは目覚ましく、今ではその分野の中で営業利益率が他を圧巻しています。
今後はAI技術を駆使して車両の完全自動運転を可能にすることを目指しており、これが実現されることで今後更なる発展に期待できるでしょう。
AIロボティクス分野に対して将来性を感じるという方は、ぜひ今のうちに購入しておくと良いのではないでしょうか。
アマゾン・ドットコム(AMZN)はクラウド事業でも大注目

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
106.90USD
(約15,886円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0% |
EPS(1株当たり純利益) | 1.10 |
PER(株価収益率) | 106.94 |
ティッカー | AMZN |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM証券など |
NASDAQ市場では時価総額ランキング3位のAmazon.com(アマゾン・ドットコム)。
Amazonのサービス言えば、大手通販サイトである「Amazon.com」をはじめ、「Amazon Prime」や「Amazon Kindleといったサブスクリプションサービスがあります。
これらサービスは、感染症によるライフスタイルの変化もあったことからか、継続して利用するユーザーが増えていると言われています。
また、アマゾンはクラウドシステム事業「AWS」を展開しています。これは、うえで紹介したMicrosoft(マイクロソフト)のAzureを凌駕して、ナンバーワンのシェア率を誇ります。
クラウドシステムに関しては、今後ニーズが高まっていくと予測されることから、将来的にも期待できそうですね。
ただ、Amazonは配当よりも事業への再投資を優先的に行っているので、配当金の受け取りには期待できないという点には注意してください。
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は米国保険会社最大手

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 513.13USD (約75,939円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 1.29% |
EPS(1株当たり純利益) | 18.32 |
PER(株価収益率) | 24.97 |
ティッカー | UNH |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券など |
ユナイテッドヘルス・グループは、主に医療保険サービスを提供する企業です。
アメリカでは、医療保険に加入したい場合、日本とは違って基本的に自分で民間の医療保険サービスを選んで加入する必要があります。
そして、その米国の民間医療保険サービスの中でも最大手なのが、ユナイテッドヘルス・グループです。
こちらは、事業内容的に世の中に必要不可欠であることから景気の影響を受けにくく、急激に経営が悪化するというような懸念がないのもポイント。
また、事業も複数あったり、成長性がある分野を取り込んでいることからか、毎年業績が右肩上がりなのも魅力的です。
米国の医療保険市場はニーズが高まっていくと予測されることから、今後も成長していくと考えられています。そのため、低リスクでありながらリターンにも十分期待できるという点で、こちらの銘柄も大変おすすめです。
ビザ(V)は電子決済サービス企業として将来性あり

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
186.35USD
(約27,727円)
|
配当利回り(2022年10月現在) | 0.82% |
EPS(1株当たり純利益) | 6.83 |
PER(株価収益率) | 28.86 |
ティッカー | V |
主な取り扱い証券会社 | IG証券など |
VISA(ビザ)は、クレジットカード会社の中でも抜きに出てシェア率の高いブランド・企業です。
クレジットカードには、その他にJCB・MasterCardなどの世界7大ブランドがあります。そして、現状これらが市場を寡占化していることから、新規のカード会社が参入する余地がありません。
更にVISAは、その7大ブランドの中でも50%以上のシェアを占めていることもあり、早々その牙城が崩れることは考えにくいでしょう。
また、今では電子決済の普及が進んでいますが、このサービスはクレジットカードと密にリンクしているため、決済インフラとして更なる躍進が見いだせると考えられます。
カード業界自体GDPとの関連性が高いとも言われており、世界GDPが今後2050年にかけて上がり続けているとされていることからも、業績が上がり続けていくことに期待できるでしょう。
こちらも手堅い銘柄としておすすめですね。
メタ・プラットフォームズ(META)メタバース企業として期待大

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 133.57USD (約19,879円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0% |
EPS(1株当たり純利益) | 12.20 |
PER(株価収益率) | 10.50 |
ティッカー | META |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、IG証券など |
メタ・プラットフォームズは、 フェイスブックやインスタグラムなどのSNSの運営を行っているあのFacebook社の後身にあたる会社です。
Facebookと言えば、アメリカの5大IT企業群GAFAM(Google、Apple 、Facebook、Amazon、Microsoft)の一角でもありますね。
Facebookは「メタバース分野において確固たる地位を築きあげる」といった想いをこめ、2021年10月に社名を「メタ・プラットフォームズ」に変更しました。
ちなみにメタバースというのは、簡単に言えば「3次元空間やそのサービス」のことです。
この仮想世界を通じて新たなビジネスなどが展開されていくと言われており、その市場は今後飛躍的に成長する可能性が高いと予想されています。
そして、メタ・プラットフォームズは、 将来的にはメタバースジャンルを牽引する企業になると考えられることから、その業績も大きく成長していくものだと思われます。
特にメタバースに可能性を感じる方は、ぜひ今のうちにこの銘柄に投資しておくと良いのではないでしょうか。
エヌビディア(NVDA)は成長が見込める半導体メーカーの第一人者

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 119.23USD (約17,760円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0.14% |
EPS(1株当たり純利益) | 3.09 |
PER(株価収益率) | 36.82 |
ティッカー | NVDA |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、IG証券など |
NVIDIA(エヌビディア)は、GPUメーカーのリーディングカンパニーです。
GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)とは、画像処理半導体のことで、エヌビディアではこれを主にゲームやAIの深層学習(ディープラーニング)用などに提供しています。
デジタル化が進む昨今では、このGPU(画像処理半導体)の需要は増えていくと考えられます。
現にエヌビディアは、2016年頃から急激に株価が上がり、その2年後には6倍以上にまで跳ね上がっていますからね。
そのため、GPUの製造メーカーの第一人者であるNVIDIAの将来の展望は明るいと思われるでしょう。
AT&T(T)は配当利回りが最も良い

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) |
15.29USD
(約2,264円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 7.40% |
EPS(1株当たり純利益) | 2.75 |
PER(株価収益率) | 5.52 |
ティッカー | T |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券など |
AT&Tは、世界最大級の電気通信事業者・携帯電話会社です。
世界有数のグローバル企業であり、米国内ではもちろん、世界的に見てもシェア率が高い企業ですね。
新規参入障壁が高いことから競合が増えにくいので、今後もその業績は安定していくと考えられます。
またAT&Tは、米国株の中でも最も高配当株であるのも人気の理由であり、2022年10月現在では配当利回りが7.4%と極めて高いです。36年に渡り連続増配し続けているのもポイント。
通信事業に関しては、5Gの普及により市場が拡大して行くと予想されるため、今後AT&Tのシェア率が更に増えていくことで、株価の上昇に期待できるでしょう。
低リスクで確実にリターンを得たい方や、配当利回りの高い銘柄に魅力を感じる方にはぜひおすすめです。
プロクター&ギャンブル(PG)はディフェンシブ銘柄として優秀

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 127.34USD (約18,846円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 2.92% |
EPS(1株当たり純利益) | 6.00 |
PER(株価収益率) | 21.56 |
ティッカー | PG |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、IG証券など |
プロクター&ギャンブル(P&G)は、 アメリカの世界最大の消費財メーカーです。180カ国以上の地域で事業を展開しており、日本でも様々な商品が販売されていますね。
販売している製品としては、美容品、化粧品、ヘルスケア、サプリメント、カミソリ、ファブリック、ホームケア用品などの消耗品で、「SK-Ⅱ」、「パンテーン」、「アリエール」、「ファブリーズ」、「パンパース」などのブランドがあります。
P&Gは、生活必需品の製造という事業の内容上、株価が景気による影響を受けづらいのが強みです。
また、アメリカをはじめ世界各国では将来的に人口が増えると見込まれていることなどから、高いシェア率を維持していれば今後も業績が伸びていくことに期待できるでしょう。
低リスクで長期運用したい場合や、リスク分散である程度保有しておくのも手ですね。
なお、P&Gは米国株の中では配当利回りが比較的かなり高く、65年連続で増配し続けているということで、インカムゲインを重視したいという方にもおすすめの銘柄です。
ヴィーバ・システムズ(VEEV)は成長株で選ぶなら要チェック

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 157.1USD (約23,250円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 0% |
EPS(1株当たり純利益) | 2.55 |
PER(株価収益率) | 62.35 |
ティッカー | VEEV |
主な取り扱い証券会社 | マネックス証券、IG証券など |
ヴィーバ・システムズは、製薬会社向けにクラウドベースのソフトウェアを提供する企業です。
事業は主に顧客である製薬会社の医薬品の開発・販売にかかるコストや時間を、ソフトウェアを通じて大幅に減らして業務を効率化させるという内容になります。
創業は2007年とまだ新しいですが、その利用価値の高さから業績は年々伸びており、同じ分野の中ではシェア率トップを誇ります。ニッチな市場で競合が少ないのもポイントですね。
ヴィーバ・システムズの今後の動向は、医療・ヘルスケア市場が拡大するかどうかに左右されます。
そして、この市場は世界の高齢化や中間所得層の増大により、更に成長していくものだと予測されます。そのため、ヴィーバ・システムズが将来的に躍進していく余地は十分にあると言えるでしょう。
今のうちにこうした成長株・グロース株に投資をして、大きなリターンを得たいという方はぜひチェックしておきたいところです。
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は配当王銘柄

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 166.09USD (約24,568円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 2.71% |
EPS(1株当たり純利益) | 6.98 |
PER(株価収益率) | 24.21 |
ティッカー | JNJ |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
ジョンソン&ジョンソンは、世界最大のヘルスケア製品メーカーです。
アメリカをはじめ世界60カ国以上で事業を展開しており、絆創膏「バンドエイド」、コンタクトレンズ「アキビュー」などのヘルスケア用品・医薬品などを製造・販売しています。最近ではウイルスワクチンの開発にも携わっていますね。
こちらもP&Gなどと同様に、業績が景気動向に左右されにくく、今後の世界の人口に伴い株価の上昇が期待される銘柄です。
また、ジョンソン&ジョンソンは、配当実績が非常に優秀で59年連続で増配し続けている「配当王」銘柄でもあります。
配当利回りも米国株の中ではかなり高水準であり、将来的にもその業績は堅調だと予想されることから、長期で運用するのに向いているでしょう。
コカ・コーラ(KO)は59年連続増配銘柄

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 56.44USD (約8,353円) |
配当利回り(2022年10月現在) | 3.16% |
EPS(1株当たり純利益) | 2.21 |
PER(株価収益率) | 25.31 |
ティッカー | KO |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、IG証券など |
コカ・コーラ(KO)は、世界最大の清涼飲料水メーカーです。
日本ではコーラをはじめ「ファンタ」「紅茶花伝」など様々な商品が販売されています。
こちらは、投資の神様であるウォーレン・バフェット氏が保有する「バフェット銘柄」としても広く知られていますね。
コカ・コーラの場合は、生活必需品セクターに当ることから、景気が悪化しても株価への影響が受けづらいのが特徴です。また、圧倒的シェア率・ブランド力があることからも底堅いでしょう。
59年連続増配銘柄でもあり、高配当銘柄としても魅力的ですね。
そのため、長期で保有すれば、より輝きを増していくような銘柄ではないでしょうか。
エクソン・モービル(XOM)はシクリカル銘柄として魅力的

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 100.80USD (約) |
配当利回り(2022年10月現在) | 3.50% |
EPS(1株当たり純利益) | 9.15 |
PER(株価収益率) | 10.99 |
ティッカー | XOM |
主な取り扱い証券会社 | 楽天証券、SBI証券、DMM証券、マネックス証券など |
エクソン・モービル(XOM)は、世界最大の石油会社です。
今後は業績拡大のために、クリーンエネルギー化へ向けて低炭素ビジネスに投資を行うなどして注目を集めていますね。
エクソン・モービルはいわゆる「資源株」に属するもので、需給バランスにより株価の値動きが激しいのが特徴です。
そのため、「株価が暴落したところで短~中期保有前提で購入する」など、売買のタイミングさえ適切であれば、大きなリターンが見込めるのが魅力的な銘柄です。
長期での運用には向きませんが、短~中期的に目立った利益を得たいのであれば、十分に検討する価値のある銘柄だと言えるでしょう。
エクソン・モービル(XOM)はリターンを重視ならおすすめ

基本情報 | 詳細 |
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株価(2022年10月現在) | 100.80USD (約) |
配当利回り(2022年10月現在) | 3.50% |
EPS(1株当たり純利益) | 9.15 |
PER(株価収益率) | 10.99 |
ティッカー | XOM |
主な取り扱い証券会社 | 楽天証券、SBI証券、DMM証券、マネックス証券 |
おすすめ米国ETF銘柄3選2022

続いてここからは米国ETF銘柄の中でも運用コストが安くリターンにも期待できそうなおすすめの商品について紹介していきたいと思います。
ETFとは?
ETF(上場投資信託)は、文字通り取引所に上場している投資信託です。通常の投資信託との違いとしては、ETFの方が信託報酬などの手数料が安く、リアルタイムでの取引(売買したい時にできる)が可能といったメリットがあります。
ちなみにETFは、うえで挙げた普通株よりもリターンが控えめになりますが、多くの銘柄に分散投資する形になるためリスクが低く、銘柄選びをする必要がないので初心者の方に向いています。
慣れてくれば、個別株とETF・投資信託といったインデックス投資を組み合わせて運用するのも手ですね。
バンガード・S&P500 ETF(VOO)は運用コスト最安

基本情報 | 詳細 |
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信託報酬 | 0.03% |
ベンチマーク | S&P500 |
配当利回り | 1.74% |
トータルリターン(3年) | 8.12% |
標準偏差(リスク)(3年) | 20.31% |
基準価額(2022年10月現在) | 328.3USD (約48,588円) |
ティッカー | VOO |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
バンガード・S&P500 ETF(VOO)は、株価指数「S&P500」の値動きに連動する投資効果を目指すように運用されるETFです。
これを購入することで、アップルなどをはじめとしたアメリカを代表する500の企業の株式をまとめて分散投資することができます。
こちらは信託報酬が0.03%とETFの中で運用コストが最安であることがメリット。
更に運用成績が優秀で配当利回りも高いということで、最もおすすめできるETFの一つだと言えます。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)も定番人気

基本情報 | 詳細 |
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信託報酬 | 0.03% |
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
配当利回り | 1.69% |
トータルリターン(3年) | 7.60% |
標準偏差(リスク)(3年) | 20.97% |
基準価額(2022年10月現在) | 185.25USD (約27,550円) |
ティッカー | VTI |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、IG証券など |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という株価指数をベンチマークとしたETFです。
これを購入することで、アメリカのトップ企業をはじめ中小型株も含めた約4,000銘柄に広く分散投資することが可能。
信託報酬やトータルリターン、配当利回りなどのパフォーマンスは、うえで紹介した「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」とほぼ同じくらい優秀ですが、こちらは銘柄数が多い分リスクが抑えられます。
また、こちらの方が価格が安いので、その分少し少額からスタートできますね。
インベスコQQQ ETF(QQQ)はIT銘柄豊富で期待値が高い

基本情報 | 詳細 |
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信託報酬 | 0.2% |
ベンチマーク | NASDAQ100 |
配当利回り | 0.73% |
トータルリターン(3年) | 12.99% |
標準偏差(リスク)(3年) | 23.77% |
基準価額(2022年10月現在) | 271.66USD (約40,256円) |
ティッカー | QQQ |
主な取り扱い証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM証券、IG証券など |
インベスコQQQ ETF(QQQ)は、株価指数「NASDAQ100」の値動きに連動する投資効果を目指すように運用されるETFです。
これを購入することで、米国の時価総額トップ100の銘柄に分散投資することが可能。
こちらはIT企業の組み入れ率が多いことから利下げに強く、S&P銘柄よりも高いリターンに期待することができます。
ただし、信託報酬が0.2%と安くはないので、実際に検討する際はこの点に注意してください。
米国株(個別株)の選び方!最低限知っておきたい

初心者の方はiDeCoおすすめ銘柄に投資するのが良いでしょう。
高額配当銘柄に着目し利回りが高い株を選ぶ

米国株(個別株)の選び方としては、その企業の将来性やシェア率(順位)はもちろん、高額配当銘柄を選ぶのもおすすめです。
高額配当銘柄というのは、配当利回りの高い銘柄のことで、具体的には約3~4%以上あるもののことを言います。
こうした高配当株を買えば、株価の値上げによる利益以外にも、毎月自動的に多くの配当金を得ることができるというわけです。
投資する金額によっては、毎月20万円以上など高額な配当金を得ることも可能に。
毎月これだけの金額が自動的に入ってくるのであれば、その収入だけで生活できることも夢ではありません。
数年に渡り連続増配を続けている銘柄に注目

高額配当銘柄はたくさんありますが、その中でもおすすめなのが数年に渡り連続増配を続けている銘柄です。
こうした銘柄であれば、今後も安定して業績が伸び続けることが期待されるため、初心者でも簡単に投資で利益を上げれる可能性が十分にあるでしょう。
逆に高額配当銘柄であっても、業績が右肩下がりであるような企業の株式に手を出すのはやめておいた方が良いでしょう。
こうした銘柄はいわゆる「タコ配銘柄」と呼ばれているもので、業績が低下しているにも関わらず、投資家に株を購入してもらいたいがために無理に高配当を出し続けているわけです。
当然このような銘柄に投資すると、経営悪化により配当を大幅に減らされることが十分に考えられます。そして、株価の下落・暴落に伴い損失を被ることにもなり兼ねません。
そのため、いくら高配当株だからといっても、安易に手を出すのではなく、しっかりとその企業の信頼性や成長性などを見据え、本当に期待できそうな銘柄かどうか吟味したうえで投資をするのが理想的ですね。
米国株に関するよくある質問と答え

ここからは、英国株に関するよくある質問と答えについてQ&A形式でまとめてみました。
Q:配当金を毎月20万もらうにはいくら投資額が必要?
A:配当利回りによります。
まず、配当金を毎月20万円もらうといった場合は、下記の計算で求められます。
必要資金=240万円(20万円×12カ月)÷(配当利回り×0.79685)
(この式は「必要資金×配当利回り= 配当金」から来ています)
例えば配当利回りが4%の銘柄に投資をして、配当金を毎月20万円もらいたい場合は、240万円÷(0.04×0.79685)=約7500万円が必要になります。
ちなみに計算式の240万円というのは1年間における配当金のことです。今回の例で言えば毎月20万円×12か月で割り出したものですね。
1年で換算する理由は、配当利回りが年率であるからです。そのため、今回だと希望する月あたりの配当金20万円×12か月で割り出すことになります。
また、配当利回り×0.79685の「0.79685」の部分は、税金分を差し引いて計算しているという意味になります。配当金には20.315%の税金がかかるため、1-0.20315=0.79685を掛けて算出することになるというわけです。
このように配当金だけで20万円をもらうためには、配当利回りが4%の場合、約7500万円とそれなりの投資資金が必要になってきます。毎月10万円でも3000万円強程度のお金を要しますね。
ただ、予算が許す限りは、配当利回りだけで毎月それなりの収入が自動的に得られるのは魅力的です。
しかし、無理に資金を投入してしまうと、後々その企業の業績が悪化した場合に、配当金を減らされたり株価が暴落することで大きな損害を被ることにもなり兼ねません。
こうしたリスクを防ぎたいのであれば、配当利回りの高さだけで銘柄を選ぶのではなく、数年単位で増配に成功しているような株を選んだり、投資する金額はあくまでも無理のない範囲で行ったりするようにしてください。
Q:高配当の米国株おすすめは何ですか?
A:代表的な高配当の米国株としては、主に下記の銘柄があります。
銘柄 | 配当利回り (2022年10月現在) |
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AT&T(T) | 7.40% |
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) | 7.03% |
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM) | 5.96% |
インテル(INTC) | 5.54% |
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM) | 5.45% |
これらは配当利回りが高いことはもちろん、長いスパンで連続で増配し続けられていることから、リターンが期待できるうえにリスクも少ないと考えられる点でおすすめです。